傑作
シーキング・ツインパワー

シーキング・ツインパワーのムーブメントはFL269を搭載。FL269は1962年に発表、特許取得の厚さ2.95mmのキャリバーです。このムーブメントにより、ファーブル・ルーバはセンター秒針の薄型時計の大量生産に大きな革新をもたらしました。ツインバレルを配し、従来通りの部品のサイズの部品を使い、センター秒針を香箱と同じ高さに配置することを実現したのです。この構造によりデザイナーたちはムーブメントの厚みを大幅に抑えることが可能となりました。

この信頼性の高いムーブメントは50時間のパワーリザーブを有し、極めて優れた精度を誇りました。カレンダー機構の有無を問わず、様々なモデルに使用可能でした。のちに自動巻きのムーブメントとして製造され、ファーブル・ルーバの多くの時計に使用されました。